ハイチーズ、久々で燃えてしまったかな?

4月3日の中山競馬にハイチーズが出走しました。
8Rの4歳以上1勝クラス対象の条件戦で、ダート2400mの番組。

この仔の、最も得意とされているコースだと思います。
約1年前は悪天候で不良馬場を味方につけて、
初の馬券圏内の3着に入っていました。
天候や馬場は当時と全く違いますが、好走が期待されます。

ただ、この中間、アクシデントでトレセンの診療所に入院したりで、
決して順調に調整されていたわけでもありませんし、
本来予定されていた東京競馬での出走もできずにいました。

3月から追い切りが再開。ほとんどが小島調教師が騎乗してのものでしたね。
管理馬には自身が乗って稽古をつけることが多い方ですけど、
ハイチーズについては頻繁に乗って稽古をつけている印象です。
1勝クラスで足踏みが続く仔ですが、ありがたいことです。

調教師・3月21日(日)美坂重1回・4F53.7-40.4-27.4-14.1(馬なり余力)
調教師・3月25日(木)美坂稍2回・4F53.3-40.1-27.4-14.3(一杯に追う)

小島師「来週の予定に向けて、脚元を考えながらしっかりと負荷を掛けるために坂路で2回登坂しました。1回目は馬のリズムを重視で4F56秒台の時計を馬なりでしたが、2回目は前半から意識しながら行ったので、最後は手綱が動きました。ただ、追い切りを終えての息の感じを見ても良い負荷が掛けられたと思うし、身体に窮屈なところがなく左右のバランスも良くて、最後まで走りがブレなかったです」
(3月25日。ローレルクラブより)

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調教師・3月31日(水)美坂良1回・4F53.8-40.7-27.6-14.3(一杯に追う)

小島師「先週土曜日のウォータートレッドミル運動中に蹄鉄がズレるアクシデントがありましたので、装蹄師に改装して貰いましたが、歩様に問題ないですし、追い切り後に気にする様子もありませんので、予定通りに競馬へ行くことにしました。少し前には原因不明の症状等もありましたので心配しましたが、ここに来て状態は追い切り毎に良くなって、態勢は整いました。ただ、休み明けのぶん割引は必要ですから、まずは次に繋がる競馬を期待しています。
(4月1日。ローレルクラブより)

しかし・・・細かなトラブルが多い仔ですね(苦笑)
大きな怪我などをしないだけいいのですが、
何もかも順調に進んで、さあレース!ということが少ないような・・・

とはいえ、3月いっぱい行われた調教が良かったようで、
レース当日のハイチーズはいい仕上がりに映りました。
馬体重520㎏で前回から増減なしでしたし、
パドックで気が入りすぎて木村厩務員を手こずらせることもなく。

約3ヶ月ぶりでスイッチが入りきっていない可能性もありますが、
パッと見た感じ、心身の状態は良さそうに見えましたね。

実際、ハイチーズは元気だったのでしょう。
休み明けでピリッとしないかなと思っていましたが、
気合十分でしっかり走れていたと思います。

が、悪い癖が出てしまいましたね・・・

出だしから行き脚ついて中段やや前で進めていき、
最初のホームストレッチで上がっていって、1コーナーで2番手に。


(燃える男ハイチーズ、どんどん行く!と言えばかっこいいでしょうが・・・)

始めはいつもよりいいスタートを切っていて、
自分から動いて前に行ったのかなと思っていたのですが、
以前3着に入ったときはもっと後で前に進出していましたからね。

後でレース映像を見直してみると、出だしから行きたがっていた模様・・・
田中勝春騎手は控えるように指示していたと思いますが、
何回か首を振りながらハイチーズは走っていましたからね。
克服できつつあった、折り合いがついていなかったようです。

燃えてどんどん行ってしまったハイチーズ。
逃げた仔にピッタリついて1コーナー以降は走っていましたが、
やっぱりオーバーペースになっていたのでしょう、
逃げ馬を捕らえられず、3コーナー過ぎから徐々に後退・・・
以降はもう脚が上がっていたのでしょうね。
田中勝春騎手も無理に追っていませんでした。

ということで12着。
ワーッと行ってしまう悪い癖が出てしまっては、
2400mという長丁場で、勝ち負けは厳しいでしょう。

小島師「レース前に勝春騎手と『外枠がどうかな?』と話していたのですが…1コーナーで内に入れたかった場面も入れずに終始、力んで走っていました。ハナに立てれば落ち着いたかも知れないけど、逃げた馬も引かなかったからね。今日は力んで折り合いが取れなかった事が敗因ですね。折り合い1つでヤれる馬なのですが…思うように噛み合わずに申し訳ありません。上がりの状態を確認して東京競馬を予定したいと思います」
(4月3日。ローレルクラブより)

小島調教師がレース前に休み明けの分の割引はある、
ということを言われていて、私もそうだと思っていましたから、
ここでひと叩きされて次で勝負!と見ていました。

ですが、思っていた以上にハイチーズの状態が良かったですから、
折り合いを欠いていなければ勝ち負けできていたように思えました。
それだけにもったいなかったなと・・・

6歳になりましたが気はまだ若いみたいですね。
それは大変結構なことですが、もっと大人になって欲しいものです。

まあ、これでガス抜きができたとも捉えられますから、
次回はもっと落ち着いて走ってくれると信じましょう。
くれぐれも、中間また細かなトラブルで予定が狂わないように・・・