ハッピーペコ、ラストチャンスを活かせず・・・

8月29日の札幌競馬ではハッピーペコも出走。
先のレースで晴れてデビューを迎えたメイクマイデイとは対象的に、
こちらは勝ち残りを賭けてラストチャンスに挑みます・・・
6Rの3歳未勝利戦。芝1500mを走りました。

前回は5着。体重を戻し、ルメール騎手を配して必勝態勢でしたが、
疲れが残っていたようで、十分なパフォーマンスができず。
やはりまだ体質は弱いのでしょうね。

一応入着で優先出走権は得ていたのですが放棄。
もうハッピーペコ自身がギリギリの状態だったこともありますし、
ソエが出てきていることもあって、放牧して療養と休養へ。
放牧先では順調に疲労回復とソエの治療が進んでいたようですね。

8月29日(土)札幌6R・3歳未勝利・芝1500mに出走を予定しています。

この中間は屋内坂路1本を13-13の調教を行ない、札幌競馬場内・奥村(豊)厩舎出張馬房へ明日15(土)に帰厩予定です。

奥村(豊)師「来週札幌の芝1200mを復帰の目標にして、牧場で順調に乗り込んでもらっていましたが、札幌の検疫が混んでいてなかなか順番が回ってこなかったことが誤算でした。ようやく明日の検疫にキャンセルが出たので移動できることになりましたけど、来週だと施設の滞在日数が足りずに出走ができないので、予定を変更して1週スライドさせることにします」
(8月14日。ローレルクラブより)

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助手・8月19日(水)札ダ良・4F57.4-42.0-13.6(7分所・馬なり余力)

奥村(豊)師「右にモタレるような格好は、この調整期間では改善できなかったようなので、ハミをリングに替えて今朝は追い切ってみました。その効果でモタレは気にならないレベルになったとスタッフから報告がありましたので、競馬もリングハミで行ってみます」
(8月20日。ローレルクラブより)

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8月29日(土)札幌6R(発走12:45)3歳未勝利・芝1500m・14頭立に吉田隼人54.0kgで出走します。

助手・8月26日(水)札ダ良・5F69.2-54.1-39.5-12.8(8分所・馬なり余力)
サンバデジャネイロ(2歳未勝利)末強めの外同入

奥村(豊)師「今週の追い切りもスムーズな動きで右にモタレるようなことがなかったので、リングハミが競馬でも効果的に作用して欲しいですね。身体も程良くフックラしていますし、力を出せる状態にはあると思います」
(8月27日。ローレルクラブより)

放牧での療養と治療は順調だったのですが、
検疫が混んでいたことで帰厩が遅れたのが痛かったですね・・・
これで芝1200mの番組に出走が叶わなくなってしまい、
今回の芝1500mの番組に切り替えざるを得なくなりました。
このツキの無さが響いてしまったように思えます。


420㎏で出てきていました。前回より4kg増えていました。
これで420kg台にまで乗せてきましたね。

依然線が細いのは仕方がないと思いますが、
放牧効果で体つきは良く見えましたし元気さを感じました。
ちょっとチャカつき気味でしたけど、テンションはそこまで高くなさそう。
前回より落ち着きがあるので大丈夫かなと思わせるパドックでの様子。

グリーンチャンネルのパドック解説では、
ひと息入れて馬体が増えてきたし、キビキビとした周回で好感が持てる。
推奨はされませんでしたが、評価は悪くはなかったですね。

北海道開催でコンスタントに成績を残す吉田隼人騎手が鞍上。
距離延長の不安はありますが、そこは吉田隼人騎手がもたせてくれるでしょう。
ハッピーペコがスタートを失敗しないで、持ち味の先行力を出せるか。
悔いなく、力を出し切って欲しいですね。

ハッピーペコ、自分のレースをして力を出し切ってくれたと思います。
ですが、現状1500mで勝ち負けする力が備わっていないのでしょうね。
残念ながらラストチャンスを活かせませんでした・・・

状態が良くなっていただけあって、レース内容は良かったと思います。
スタートを決めてくれましたね。サッとゲートを出てすぐに前へ。
3番手をとって道中を進んでいました。

ベストは逃げることでしょうが、番手でも大丈夫な仔ですから、
この位置取りは何の問題もなかったと思います。
道中は無理なく追走できていて、3コーナーでは先頭に並びかけます。
そして4コーナーを周りながら吉田隼人騎手は追い出し開始。
それにハッピーペコもよく応えてくれていたと思います。

最後の直線ではサトノヴィーナスと一緒に抜け出してきて、
お、これはいけるのではないか?!と思わせる走りでしたけど、
その後が続かないと言いますか、決め脚負けしてしまいましたね。
外から伸びてきた仔たちにどっとかわされてゴールまで・・・
一瞬夢を見ましたが、7着という現実を突きつけられてしまいました。

すぐに好位置をとって、道中無理なく走れていて、終いも使う。
いいレースをハッピーペコはしてくれていたと思いますけど、
現状、この仔は短距離で、先行力を活かして押し切るレースでないと、
勝ち負けするのは難しいということなんでしょうね。
検疫の関係で帰厩が遅れたのがあまりにも痛かった・・・

8月29日(土)札幌6R・3歳未勝利・芝1500m・14頭立5枠7番に吉田隼人54.0㎏・馬体重420㎏(+4)で出走して、タイム1分30秒1(良)で0.5秒差の7着でした。

奥村(豊)師「ゲートでは、前扉の下から潜ろうとしたり、後扉にモタレ掛かったりして気の悪い面を出していたそうですが、たまたまタイミング良く出てくれて、理想的なポジションからレースを進めることができたと思います。追われてからはモタレることなく真っ直ぐに走れて乗り辛さはなかったとジョッキーは言ってくれましたけれど、距離はもう少し短い方が良かったと思います。スタッフを含めてできることは頑張ってきたつもりですが、結果に結び付かずに申し訳ありません」
(8月29日。ローレルクラブより)

まだ体質が弱い仔で、牝馬らしく繊細な面も持ち合わせていますから、
続けて使うことがなかなかできず、奥村豊調教師、苦労されていたと思います。
その中でもベストを尽くしてくださったと思っています。

小柄ですが、怯んだりすることはないですし、先行力があります。
今回距離延長でもいい内容で走ってくれていましたから、
この仔はセンスがあると私は思っています。

スクリーンヒーロー産駒らしくまだまだ体はゆるさがありますし、
先述の通りまだ体質が弱いので、レース後の反動が出やすいのが現状。
この仔は本当、フィジカルだけだと思っています。
フィジカルさえ強くなって体もできてきたらもっと走れていいはず。

これでタイムアップとなり、今後の進退が協議されることになると思いますが、
一度地方競馬で修行させてあげる機会を与えて欲しいものです。