乗り越えろ!ローレルアイリス!!

ローレルクラブ2017年産の仔は15頭と大所帯なんですが、
4月11日時点で未だデビューできていない仔たちが6頭。
ちょっと苦労しているところがありますね。

そんなデビューが待たれる仔の1頭がローレルアイリス。
早い段階で満口となった期待されている仔。私も出資させて頂いています。

決して仕上がりは早かった方ではなかったのですが、
育成メニューは確実にこなしてきていて、2019年12月に入厩。
入厩して2日後にはゲート試験を1回で合格していました。
明け3歳の早いうちにデビューできるかな?と思っていたのですが・・・
厄介な骨瘤に悩まされ、調教ができない状態が続いています。

安田(隆)師「今朝からゲート練習を始めて、初日から出すところまで進めていますが、出掛かっている左前肢の骨瘤を気にしている様子です。やはり牧場よりも負荷のかかる調教内容ですから、我慢が利かないのかもしれません。ゲートは問題なさそうですので、試験に合格したらまた牧場に出しましょう。固めてからでないと先に進めるのは厳しそうです」
(2019年12月11日。ローレルクラブより)

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安田(隆)師「昨日ゲートの確認をして問題なさそうでしたので、今朝の試験を受けて無事に合格しました。牧場で練習してきたとはいえ、スタートがとても速くてセンスがあります。左前の骨瘤は歩様に出すほどでもないのですが、グイッと押し込むとビクッと反応しますので、痛みが酷くない今のうちに対処しておいた方がいいでしょう」
(2019年12月12日。ローレルクラブより)

他の仔もそうであるように骨瘤は若駒に出やすいもの。
大怪我をしたわけではないですから、そのうち善くなるでしょう、
と当初は深刻に考えていなかったのですが、
思っていた以上に手強い骨瘤だったみたいですね。

島上牧場スタッフ「骨瘤については思っていた以上に内に籠もっていたようで、ここへきてサイズが大きくなりゴルフボール大にまで成長していますし、熱感も取れてくれません。午前午後とアイシングでビッシリ冷やしているのですが、もう少しお時間が掛かってしまいそうです」
(3月13日。ローレルクラブより)

骨瘤が小さいうちに固めてしまおうと放牧に出ていたのですが、
逆に大きくなってしまうとは・・・相当頑固というか根深い骨瘤のようですね。

ということで、年明けからずっとウォーキングマシン運動のみで、
骨瘤のある左前肢は日々アイシングをして鎮静化を図る日々が続きます。
まだデビューの見通しは立っていない状態・・・

ただ、ローレルアイリスがずっと落ち着いていておとなしくしていること、
そのせいか、馬体ががれてしまったりしていないことは不幸中の幸い。
あと、安田隆行調教師がまめに視察に来られて指示を出してと、
この仔を気にかけてくださっているのは嬉しく思っています。
重賞ウイナー始め、有力馬を多く管理されている調教師さんなんですけどね。

時間こそかかっていますが、面倒な骨瘤はだんだん善くなっているようで、
このほど少し進展があったようです。

安田(隆)師「骨瘤の熱感がかなり落ち着いてきたので、このタイミングでアイシングを中心としたケアから、焼烙治療へ切り替えたいと思います。ショックウェーブ治療という選択もありましたが、焼くことで完治へ向けた治療の強化とスピードを上げたい狙いがあります」
(4月10日。ローレルクラブより)

とにかくアイシングするしかなかったのが、焼烙治療が可能な状態に!
いつ実施になるかわかりませんが、これで大きく前進できると思います。

よく骨瘤ができると焼烙治療が施されるのを耳にしますので、
当初ローレルアイリスに骨瘤ができたと聞いたときは、
焼烙治療あたりですぐに治るんだろうと甘く考えていたのですが、
それができるのも、ある程度骨瘤の規模が小さくないとダメなんですね。
ローレルアイリスにできた骨瘤、いかにひどかったかがわかりますね・・・

ともかく、これでデビューに向けて少し光が差し込んできたと思います。
まずは今の骨瘤をしっかり完治させることですね。
同時に、他の箇所を怪我したり、病気になったりしないで欲しいものです。

落ち着いている仔なので、体に何も問題がないのであれば、
きっとトレセンでの調教もしっかりこなしてくれるものだと思います。
この逆境を乗り越えて、デビューの日を迎えられるように祈っています。