2020年3月振り返り

2020年3月は、のべ4頭、出資馬が頑張ってくれました。
期待の大きかった仔が奮わなかったのが残念ではあったのですが、
みんな無事完走してくれました。無事だからこそ次がありますから。


■ハッピーペコ

・3月1日阪神競馬(3歳未勝利戦)・・・10着。1アウト目・・・
・3月15日阪神競馬(3歳未勝利戦)・・・14着。2アウト目・・・・・・

月2回出走してくれたこの仔に敢闘賞をあげたいと思いますが、
どちらも2桁着順で、2アウトになってしまいました。
単に数出られればいいのではなく、一定の結果を出さないといけないのが、
3歳未勝利馬の厳しいところですね。

3月1日のレースがキャリア2戦目で初ダートでした。
ダートでも先行することができたのは大きかったのですが、
最後が止まり気味でせっかくの好位置を活かせませんでした。

和田騎手の距離短縮進言で臨んだ3月15日のレースでは
出だし躓いてしまって先行することができずに、
持ち味を発揮することすらできずに終わってしまいました。

芝・ダート関係なくこなせること、先行力があるのはいいのですが、
小柄でまだ緩い体であり、非力なのが苦戦している理由なのかなと。
体が減りやすいというのも厳しいところですね。

滋賀県の吉澤ステーブルWESTへ明日放牧に出る予定です。

奥村(豊)師「レース後も馬体に異常はないのですが、飼葉食いが細くてなかなか馬体が回復しません。これではトレセンに在厩させて調整しても状態を上げていくには相当な時間が必要になりますので、牧場でリセットしてから立ち上げることにします」
(3月18日。ローレルクラブより)

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滋賀県の吉澤ステーブルWESTへ到着後はウォーキングマシン運動を行なっています。馬体重400kg

吉澤ステーブルWEST厩舎長「こちらへの到着時にはかなり消耗した感じでしたので、まずは休養期間を設けることにしました。マシン運動とパドック放牧を併用して精神的なリフレッシュも図りながら、飼葉を食わせこんで馬体の回復を促がしています」
(3月27日。ローレルクラブより)

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引き続きウォーキングマシン運動を行なっています。

吉澤ステーブルWEST厩舎長「一時の疲れた感じもなくなって馬に元気が戻ってきました。飼葉は食べていますので、身体も少しずつ戻しています。もう少し様子を見たいと思いますが、コンディションが上がってきたところで騎乗運動を開始する予定です」
(4月3日。ローレルクラブより)

2戦してだいぶ疲れていた様子で現在は放牧中です。
レースでの反動が大きそうで、まだ体質が弱いところがあるのかもしれませんね。
元気になってきていて、体重も戻ってきているのは何よりなんですが、
次にレースに復帰してどうなるかですね。

この放牧で、少しでも体質が強くなり少しでも体が成長する、
そんなきっかけになってくれればと思います。


■アメージングサン

・3月14日中山競馬(3歳1勝クラス条件戦)・・・9着

前回は休み明け。燃えて最初からワーッと行ってしまいました。
それを矯正、競馬を覚えてもらおうと中間取り組んで臨んだのが今回。
少しでも騎手と折り合って、力加減を覚えていてくれたらと思ったのですが・・・
前回同様、出だしからワーッと行こうとして、騎手との折り合いを欠いてしまいました。

調教とレースでは違うということもあったでしょうし、
1ヶ月弱程度では覚えたことを実践しきれなかったということでしょうか。
まだ時間がかかるのかなと思いました。

ですが、このところのこの仔の状況、だいぶ心配なことが・・・

千葉県のジョイナスファームへ放牧に出ました。

奥村(武)師「減った馬体の回復と、リフレッシュのために放牧に出しました。まずは馬体回復を優先に考えていますが、間に合えば福島最終週のしゃくなげ賞を予定します。好位から折り合いを付けての競馬を考えていましたが、次は抜群のスタートを活かす競馬をさせてみようと思っています」

横山(和)騎手「期待に応える競馬が出来ずに申し訳ありませんでした。調教では落ち着いて良い内容の稽古も出来ていたのですが…。今回は先生とも相談していましたし、逃げたくなかったので、ゲート内で首を横に向けていたのにも関わらずあのスタートでしたからね。ハミも噛んでコントロール出来ませんでした。言い訳ではないのですが、新馬戦の前に乗った時は頭を上げてもトモの返しが良くて走りが気持ち良かったのですが、最近は特に左トモの返しが弱く感じるので、状態が戻っていないのかもしれません」
(3月18日。ローレルクラブより)

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千葉県のジョイナスファームへ到着後は屋外ダートコース2800mを25秒ペースのキャンター調教を行なっています。

ジョイナスファーム社長「こちらへ到着後すぐに獣医さんによる全身のチェックを受けて、横山和生騎手が気にしていた左後肢については特に念入りに調べて貰いました。後肢から腰にかけては痛んだ様子はなかったようでしたが、背中の筋肉に張りが出ていましたので、こちらは治療をして貰いました。精神的には環境が変わったことでリラックス出来ていますので、25秒ペースのスローキャンターでも引っ掛かることはないですね。ただ、気持ちが入り過ぎて前のめりになっている訳でもなく、身体をどこか気にしている訳でもなさそうなのに、動きが前駆中心になっていて後駆を上手く使えていないのが非常に気がかりです」
(3月27日。ローレルクラブより)

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引き続き屋外ダートコース2800mを25秒ペースのキャンター調教を行なっています。

ジョイナスファーム社長「コースでのキャンター調教も変わらず続けてはいるのですが、トモを使えず進んで行かない走りになってしまっていますので、角馬場での基本動作の確認に時間を割いています。トモを深く踏み込ませるようにアゴをしっかり引かせてといった本当に基本的なことです。競馬に行って全力疾走となると効果があるのかどうか正直分からないところではあるのですが、馬のため必要なことを考えて出来ることをしていきます」
(4月3日。ローレルクラブより)

え、奥村武調教師、もうこの仔に競馬教えるの止めちゃうの?!
それよりは勝てるところはまずは勝っておこう、ということかな??
なんて最初は思っていたのですが、それどころじゃなさそうですね。
走り方がおかしくなっているとは・・・

どこで前肢に偏った走りになってしまったのでしょうね。
4つの肢をバランス良く使って走ることは育成時代に教わっていて、
それを難なく実践できていたはずだと思うのですが・・・
いったいアメージングサンに何があったのでしょう??

一応、4月の福島競馬に出走目標があるのですが、
個人的にはそのときまでに走り方が一気に良くなっているとは考えにくく、
ちょっとこの仔、時間がかかるような気がしています。


■ベルキューズ

・3月22日中山競馬「韓国馬事会杯」(4歳以上3勝クラス)・・・15着

まともに走っていませんでしたね。
ミルコ・デムーロ騎手に反抗していたようにも見えました。
せっかく最軽量のハンデをもらったのに活かせませんでした。

以前から思っていますが、どうもこの仔は騎手を見ている気がします。
どういうポイントがあるのかはベルキューズのみぞ知るところですが、
騎手によって言うことを聞いたり聞かなかったりな感じなので、
レースぶりが極端に違って見えてしまいますね。
そんな気難しさを持ちながら3勝を挙げるあたり、能力は相当高いのでしょうけどね。

4月12日(日)阪神12R・梅田ステークス・4歳以上3勝クラス・D1800mまたは4月18日(土)中山10R・下総ステークス・4歳以上3勝クラス・D1800mに出走を予定しています。

この中間も変わりなく調整されています。
(4月1日。ローレルクラブより)

4月2日のダートグレード競走「マリーンカップ」にも登録があり、
JRA組の補欠1番手にはなっていたのですが、残念ながら出走はかなわず。
自己条件の番組を目標に調整が続けられています。

次回誰が乗るかですね。
それ次第で強い内容で勝ってしまうことも、
前回みたいにまるで走らず大敗してしまうことも、
どちらも同じくらいの確率であるのでは??


新型コロナウイルスの収束は未だ見えず。
引き続き無観客での開催が皐月賞開催日まで続くことが決定。
おそらく、春のG1シーズンも良くて無観客で行われて、
競馬場によっては開催さえも行われなくなる可能性もあるのかなと。

現地で見られないのはやはり寂しいですけど、開催はなんとか続いて欲しいもの。
現場の皆さん、ウイルス対策に最新の注意と対策をされていると聞きますし、
1つのレースに賭けて日々努力されているはずですから、
それが無にならない状況であり続けることを祈りたいですね。

その上で、出資馬たちが頑張って結果を出してくれることを!